2026年6月 @cosme投稿クチコミからみる最新トレンド
物価高や不安な時代だからこそ コスメに求める「ストレスゼロ」
物価高や将来への不安が続く中、コスメに「ストレスゼロ」を求める声が急増しています。「ストレスゼロ」というワードは前月比3.5倍に増加しており、特に使用感の良さが「ストレスのなさ」として評価されています。肌にも心にも負担のない使い心地が、今後の商品選択において重要視される傾向が見られます。

関連する動きとして、「自分のご機嫌をとる」美容が広がりつつあると指摘されています。

リカバリー需要は美容にも?「疲れ顔」対策が急伸
疲労回復を目的としたリカバリーウェア市場の拡大が予測されるなど、疲れとの向き合い方への関心が高まっています。この流れはスキンケアやメイクアップアイテムにも波及し、「疲れ顔」というワードが前年同月比1.8倍に伸長しています。「お疲れ顔が吹っ飛び即買いした」「睡眠不足でも疲れ切った顔にならず保てた」といったクチコミが見られ、疲労感を払拭し元気な印象に見せてくれるアイテムへのニーズが高まっています。


パーツケアは首まで 本格化するネックケア習慣
手を汚さずに使えるスティックタイプやローラー一体型アプリケーターなど、手軽に使えるネックケアアイテムの登場により、ネックケアへの関心が高まっています。「首専用」というワードは前月比3.5倍と急伸しており、従来エイジングケアの文脈で語られることが多かったこの分野で、20代からのクチコミも増加し、若年層へのニーズが広がっています。


目指すのは「肌ノイズ」レス 「均一感」への注目高まる
毛穴や色むら、凹凸といった個別の肌悩みを「肌ノイズ」と表現する動きが見られ、このワードの出現率は前年同月比3.5倍に増加しています。また、ベースメイクの肌印象を表す「均一感」というワードも前月比2.2倍に増加しています。最近では、赤みや色むらをカバーするためにイエロー・グリーン系のコントロールカラーを使用する人が増えており、「肌ノイズのない均一に整った肌」が理想とされている可能性が示唆されています。


「やりすぎ感」回避が新常識?新たなメイク表現として「知性」がトレンドイン
薄く・淡く盛る「ミュートメイク」がトレンドであることから、「やりすぎ感」が出ず適度に盛れるアイテムが評価されています。「やりすぎ感」というワードは前月比2倍に伸長しています。さらに、メイクの仕上がりを「知性」というワードで表現する動きが注目されています。これは、「やりすぎ感なく適度に盛る」というメイクの仕上がりへのニーズだけでなく、「自分はこうありたい」という内面的な軸をメイクでも表現したい気持ちの表れであると見られています。


梅雨・夏の髪悩みに備えて”落として整えるケア”に注目
SNSなどで見られるようになった「皮膜毛」という用語がクチコミ内でも増加しており、生活者のヘアケアリテラシーが高まっていることがうかがえます。「プレシャン」や「ヘアスクラブ」といった関連ワードの出現率も増加しており、髪の汚れをしっかりと落とすケアへの関心が高いことが示されています。梅雨や夏本番に向けて、髪のまとまりやべたつき軽減を目的とした「落として整えるヘアケアアイテム」への注目がさらに集まるでしょう。


@cosme TOKYO 売り上げランキング(頭皮ケアアイテム)
梅雨や夏の暑さが気になる時期に向け、2026年5月1日から5月31日までの@cosme TOKYOにおける「頭皮ケアアイテム」の売り上げランキングが発表されました。ランキングには、The Ordinaryの頭皮用美容液やVTのブラシ一体型ヘアセラムなど、頭皮環境や髪のコンディションを整えるスキンケア発想のアイテムがランクインしています。また、SABONのヘッドスクラブやukaのスカルプブラシといった、長年支持されているシリーズのアイテムも上位に入りました。この結果は、ベタつきやニオイ対策だけでなく、頭皮ケア全般への関心の高さを示しています。

トレンド分析を支えるリサーチチーム
@cosmeの膨大なデータ群の中からトレンドの兆しとなるワードをピックアップしているのは、株式会社アイスタイルの「リサーチチーム」です。2,400万件を超えるクチコミデータに加え、アクセスデータや意識調査、インタビューなどを通して、最新の生活者動向を常に分析しています。

リサーチプランナーによる最新コラムも公開されています。



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