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MONEX個人投資家サーベイ2026年6月調査:日本株への強気な見方継続、IPO関心高く、NISA活用進む

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本調査のハイライト

調査結果の主なポイントは以下の通りです。

  • 日経平均大幅上昇による個人投資家の相場観と投資スタンス: 日本株式市場に対する見通しは引き続き強気の姿勢が示されています。ボラティリティの高い相場においても、一定の下落を許容しながら資産成長を追求する傾向が見られました。

  • 世界の株式市場の見通し: 米国株市場に対する見通しは大きく改善し、日本株市場に対する見通しも上昇しています。

  • 注目テーマ: 日本のセクター別業況DIでは「銀行」が最多で、日経平均株高の要因である「電機・精密」が続いています。米国のセクター別業況DIでは「情報技術」が最多で、「金融」が続きました。今後3か月の米ドル為替相場では、4割超が円安ドル高を予想しています。

日経平均大幅上昇による個人投資家の相場観と投資スタンス

日経平均株価が最高値を更新し堅調に推移する中、個人投資家の相場観と投資スタンスが調査されました。

日経平均株価について半数以上が上昇余地ありと回答

現在の日本株市場の先行きに対して、多くの個人投資家が強気な見方を示しています。日経平均株価の水準について、「まだ上昇余地が大きい」「やや上昇余地がある」と回答した個人投資家は合計で5割を超えました。

グラフ1:日経平均株価の水準について

一方で、「かなり割高」「やや割高」と回答した個人投資家も約4割近くに上り、現在の株価水準に対する警戒感も一定程度見られます。昨年度末と比較して日本株市場への見通しが「より強気になった」(12.8%)、「やや強気になった」(42.79%)と回答した個人投資家は合計で5割を超え、見方を強めていることが分かりました。

グラフ2:日本株式市場に対する見通し

新規の株式投資については慎重な姿勢か

新たな資金での株式投資について、「直近で既に買い増した」(27.07%)と「近いうちに買い増したい」(18.80%)を合わせると45.87%となり、追加投資に前向きな個人投資家が半数近くを占めました。

グラフ3:新規の株式投資について

しかし、「様子を見たい」と回答した個人投資家は合計54.14%に達し、その内訳は「今後の相場動向について判断がつかないため」(34.20%)、「押し目で買い増しできる機会を期待しているため」(19.94%)となっています。高値圏で推移する日経平均株価に対し、投資意欲は維持しつつも投資タイミングを慎重に見極めようとする姿勢がうかがえます。

6割以上の個人投資家が年初と比較して金融資産が増加したと回答

年初と比較した金融資産(投資資産)の増減については、「大きく増加した」(13.45%)と「増加した」(50.08%)を合わせ、63.53%の個人投資家の資産が増加したことが分かりました。一方で、3割以上の個人投資家は資産の増加を実感していません。

グラフ4:金融資産の増減

利益確定については、「利益確定は考えていない」が43.88%と最も多く、「一部のみ利益確定を検討している」が36.99%で続きました。多くの個人投資家が株価上昇局面においても相場の先高観を維持していることがうかがえます。

グラフ5: 利益確定を意識しているか

利益確定を考えるタイミングとしては、「相場上昇の期待よりも相場下落リスクを強く意識するようになったとき」(94件)が最も多く、次いで「当初の利益目標に到達したとき」(77件)、「現在の相場に過熱感を感じたとき」(71件)となりました。

グラフ6: 利益確定のタイミング (複数回答可)

今後3カ月間の投資スタンスについては、「現状維持」が44.89%と最も多いものの、「積極的にリスクを取る」(10.21%)と「ややリスクを取る」(30.31%)を合わせると40.52%に達しました。

グラフ7:自身の投資スタンス

新規株式公開(IPO)投資への興味関心について

2026年は大型株の新規株式公開が複数あり、IPOへの興味関心についても調査されました。

新規株式公開(IPO)に興味のある方は半数以上

IPO銘柄への投資について、「非常に興味がある」(21.23%)と「やや興味がある」(33.39%)と回答した個人投資家は半数を超えました。

グラフ8:IPOへの関心

IPO投資に期待することについては、「中長期的な成長性」(286件)が最も多く、次いで「新しいビジネスや技術への投資」(240件)、「上場初日の値上がり益」(176件)となりました。短期的な収益機会だけでなく、将来の成長企業への投資機会として捉える個人投資家も多いことが分かります。

今後1年以内のIPO投資意向では、日本のIPOに対して「積極的に投資したい」(9.40%)と「良い案件があれば投資したい」(41.65%)を合わせて51.05%となり、過半数の個人投資家が前向きな姿勢を示しました。米国IPOについても37.61%が前向きな意向を示しており、関心が高まっている様子がうかがえます。

グラフ10: 日本のIPO銘柄への投資意欲 グラフ11: 米国のIPO銘柄への投資意欲

NISA口座の利用状況について

NISA口座の開設状況と利用状況についても調査が行われました。

NISA利用者の7割近くが成長投資枠とつみたて投資枠の両方を利用

NISA口座での投資を行っている個人投資家は9割近くに達し、そのうち7割近くが成長投資枠とつみたて投資枠の両方を利用して投資していることが分かりました。

グラフ12: NISA口座の投資状況 グラフ13: つみたて投資枠と成長投資枠の利用状況

成長投資枠銘柄の保有方針は引き続き長期保有か

成長投資枠銘柄の保有方針では、「1~10年程度保有する方針」、「10年以上保有する方針」と回答された方が合計で約8割近くに及び、多くの個人投資家が中長期的な資産形成を意識して日本株を保有していることがうかがえます。

グラフ14:成長投資銘柄の保有方針

つみたて金額の増減に大きな変化はなし

つみたて投資枠を利用している方のうち、約7割が「積立金額の変更はしていない」と回答しました。増額した理由としては、「インフレ対策として投資金額を増やすため」が46.53%と最も多く、次いで「毎年増やすと決めているため」が16.83%でした。また、「株高による売却資金の充当があるため」との回答も前回調査より増加しています。

グラフ15: つみたて投資枠金額の増減と金額

グラフ16: つみたて投資金額の増額理由

NISA口座を利用しない理由は「投資するタイミングを計っているから」が前回に続き最多

NISA口座を開設しているものの投資をしていない理由としては、「投資するタイミングを計っているから」が最も多く、次いで「どの銘柄に投資すればよいか分からないから」との声が多く見受けられました。

グラフ17: NISA口座を利用しない理由

NISA口座を開設していない理由では、「課税口座と損益通算ができないから」が最も多く、その他にも「興味がないから」や「NISA口座で投資できる金額が少なすぎるから」といった回答がみられました。

グラフ18: NISA口座を開設しない理由

日本、米国、中国の株式市場に対する見通しについて

今後3か月程度の各国(日本、米国、中国)の株式市場に対する見通しが調査されました。

株式市場の見通しでは米国株DIが大きく上げる

株式市場の見通しでは、日本株DIが前回の28から42へ上昇し、米国株DIは前回の-2から43へと大きく上昇しました。一方で、中国株DIは-13から-18へと下落しています。

グラフ19: 今後3か月程度の株式市場見通し

日経平均株価の史上最高値更新と7万円台到達を受け、日本株に対するセンチメントも大きく改善しています。日経平均の高値予想は「60,000円以上63,000円未満」が最多となりました。

グラフ20: 日経平均株価(終値)と日本株DIの推移

日米セクター別業況DIについて

今後3か月程度の日本と米国の各セクターの業況DIが調査されました。

日本のセクター別業況DIは「銀行」「電機・精密」「情報通信・サービス・その他」が高い

日本のセクター別業況DIでは、「銀行」が最高で64、「電機・精密」が50、「情報通信・サービス・その他」が46と続きました。金利上昇局面の恩恵が期待される銀行セクターや、AI関連需要や半導体市場の拡大が期待される電機・精密分野に強気な見方が集まっています。

グラフ21:今後3か月程度の日本のセクター別業況DI

米国のセクター別業況DIは「情報技術」が最高、「不動産」が最低

米国のセクター別業況DIでは、「情報技術」が59で最も高く、続いて「金融」が42となりました。一方で、「不動産」はマイナス6で前回に引き続き最も低い結果です。

グラフ22: 今後3か月程度の米国のセクター別業況DI

為替相場について

今後3ヶ月程度の米ドル/円相場に対する個人投資家の見通しが調査されました。

今後3ヶ月程度の米ドル/円相場については、「円安になると思う」が前回比+2%増加して44%、「円高になると思う」が前回比-6%減少して18%となりました。個人投資家の為替見通しは、円安方向への見方が引き続き優勢です。

グラフ23: 今後3ヶ月程度の米ドル/円相場予想

本調査の詳細については、マネックス証券のウェブサイトで確認できます。

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