WellBearが米国向けM&Aソーシングサービスを正式提供開始
WellBear株式会社は2026年2月、米国コロラド州デンバー地区に現地法人を設立し、日本企業による米国企業の買収を支援する完全オーダーメイド型の「ソーシングサービス」の提供を正式に開始しました。現地のM&AアドバイザーネットワークとAIを活用した独自のソーシングシステムを組み合わせ、日本からは届きにくい優良案件の発掘を支援します。
日本の株式市場における二極化と成長の課題
日本の株式市場では「二極化」が鮮明に進んでいます。日経平均株価やTOPIXが史上最高値を更新する一方で、新興企業が中心の東証グロース市場250指数は、2026年6月時点で基準値の1,000ポイントを下回る水準が続いています。株高を主導するのは、AI需要を背景とする半導体関連企業や、金利上昇を受けた銀行など一部の大型株が中心です。

東証グロース市場では、上場維持基準の引き上げ(2030年3月以降は「上場5年・時価総額100億円以上」)という「100億円の壁」に直面しています。2026年初の時点で、グロース企業の約6割にあたる約370社が時価総額100億円未満となっており、国内市場だけでは成長と出口の選択肢が狭まりつつあります。新規上場も減少傾向にあり、2025年の国内IPOは66社と、2013年以来の低水準を記録しました。このような状況下で、企業にとって「海外で稼ぐ力」を確立することが次の成長を左右する重要な要素となっています。
米国市場の魅力とクロスボーダーM&Aの重要性
米国は名目GDP約29.3兆ドルと世界最大規模の市場であり、先進国では唯一、長期的な人口増加が見込まれています。日本企業のM&A件数は2025年に過去最高を更新しましたが、海外買収(IN-OUT)は金額の大きい大型プロジェクトが中心となる傾向があります。このため、中堅・中小規模の優良な米国売却案件は日本企業に届きにくい状況が存在します。

WellBearは、この情報ギャップを埋めるため、現地ネットワークとAIを組み合わせたアプローチで米国市場の優良案件を発掘し、日本企業に提供することを目指しています。
WellBearの米国子会社設立とオーダーメイド型ソーシングサービス
WellBearは2026年2月、米国コロラド州デンバー地区に現地法人WellBear Inc.を設立しました。共同代表の櫻井勇太氏が現地代表として就任し、米国のM&Aコミュニティに継続的に参画することで、日本からはアクセスしにくい売却案件や売り手アドバイザーとの関係を直接構築しています。デンバーはスタートアップやテクノロジー企業が集積する地域であり、北米ソーシングの拠点として機能します。

新サービス「アメリカ向けオーダーメイド・ソーシングサービス」の概要
本サービスは、買い手企業ごとに専任チームを組成し、その戦略や投資方針に最適化された米国の売却候補を一社ずつ発掘するオーダーメイド型です。発掘から初期接触、一次面談までを一貫して支援します。

- 戦略の策定と公開: 買い手企業の買収戦略やクライテリアをヒアリングし、英語記事としてCross Border M&A Hub上に掲載。米国の売り手やFA(フィナンシャル・アドバイザー)へ発信します。
- 候補リストの生成: 掲載記事への反響に加え、現地で獲得した一次情報データベース、有料の海外データベース、現地で構築した海外FAネットワークを組み合わせ、ロングリストを生成・提示します。
- アウトリーチとフィルタリング: 独自ソーシングシステムでアウトリーチを実施。現地の米国拠点メンバーがオンライン・オフラインでの一次面談を設定し、定性的にフィルタリングを行います。
- 交渉支援と柔軟な体制: 必要に応じて、その後の交渉代行までアドバイザーとして受託することも可能です。実務担当者としてM&Aプロセスに参画し、柔軟に対応します。
テクノロジーとチームの専門性
AIを活用した独自ソーシングシステム
WellBearは、AnthropicのAI「Claude」をはじめとするAIを活用し、現地で直接取得した一次情報と海外の企業データベースを連携させた独自のソーシングシステムを自社開発・運用しています。これにより、膨大な企業情報の収集、分析、候補抽出を高速化し、買い手ごとの条件に合致した売却候補を効率的に見つけ出すことが可能です。

AIは探索と分析を支援する役割を担い、初期コンタクトの代行やプロジェクト進行時の交渉・デューデリジェンス(DD)支援などは、経験豊富なアドバイザーが責任をもって担当します。
海外M&A実行で培われた実行力
WellBearは、海外・クロスボーダーM&Aの実行を最前線でリードしてきたメンバーが中心となって設立されました。グローバルにDX事業を展開するモンスターラボにおける10件以上の海外M&A実行を牽引した経験と知見を、米国市場でのソーシングに注ぎ込んでいます。共同代表の大熊一慶氏と櫻井勇太氏をはじめとするチームは、国内の上場企業や大手企業による海外M&Aのマッチング・アドバイザリーで実績を重ねています。
WellBearからのコメント
WellBearは、「国内では上場維持基準の引き上げもあり、成長と出口の選択肢を国内だけに置きにくい時代になりました。だからこそ私たちは、海外で稼ぐ力を高めるクロスボーダーM&Aを、日本企業がもっと取りやすくしたいと考えています。一方で、米国の優良な売却案件の多くは現地のネットワークの中で動いており、日本から発掘(オリジネーション)・ソーシングするのは容易ではありません。私たちは、海外M&Aの最前線で培った実行力と、現地に根ざしたネットワーク、そしてAIを掛け合わせることで、この『情報の壁』を越えていきます。米国の現地法人を起点に、日本企業の米国進出を、確かな形で支援してまいります。」と述べています。
詳細サービスページは以下をご覧ください。
会社概要
米国現地法人
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社名: WellBear Inc.
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所在地: 米国コロラド州 デンバー地区
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設立: 2026年2月
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代表: 櫻井勇太(Co-Founder / Managing Partner)
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事業内容: 米国ディール・ソーシング、クロスボーダーM&Aアドバイザリー
WellBear株式会社
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設立: 2023年1月
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所在地: 東京都目黒区
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共同代表 / Managing Partner: 大熊一慶、櫻井勇太
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事業内容: クロスボーダーM&Aマッチング/M&Aアドバイザリー/米国オーダーメイド・ソーシング
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コーポレートサイトURL: https://wellbearma.com
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サービスサイトURL: https://crossborderma.com



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