主要業績ハイライト
2026年度第2四半期の主な業績は以下の通りです。
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収益: 前年同期比14%増の25億ドルを達成しました。スチュアート・ワイツマンブランドの影響を除いたプロフォーマ収益では18%の成長となり、「コーチ」ブランドが25%増と特に好調でした。
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営業利益率: GAAPベースで620ベーシスポイント、非GAAPベースで390ベーシスポイントそれぞれ拡大しました。
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希薄化後1株当たり利益(EPS): GAAPベースで前年同期比94%増の2.68ドル、非GAAPベースでは同34%増の2.69ドルとなりました。
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株主還元: 好調なバランスシートと堅調なフリーキャッシュフローの創出により、2026年度中に15億ドルの株主還元(配当金支払いと自社株買戻しプログラム)を目標としており、これは前回ガイダンスの13億ドルから上方修正されています。
詳細な業績ハイライトは以下の画像で確認できます。

経営層コメント
タペストリー・インクの最高経営責任者であるジョアン・クレヴォイセラ氏は、第2四半期の好業績について、「消費者とのエンゲージメントの促進、加速度的な成長、記録的な業績といったタペストリーのAmplify戦略による複合的なインパクトを反映したものです。このホリデーシーズン中、当社の有能なチームは、世界中のお客様にクリエイティビティー、クラフトマンシップ、価値をもたらし、ブランドへの尽きることのない憧れと需要を刺激する新しく、そして永続的つながりを築きました。今後も引き続き勢いと自信をもってこれを推進していきます。効果を実証済みの戦略と構造的な優位性を活かし、私たちは通期業績見通しを引き上げ、持続的な成長と長期的な価値創造を推進するというコミットメントを強化しています」と述べています。
Amplify成長戦略の進展
タペストリー・インクは、「消費者とのエモーショナルなつながりを構築」「ファッションの革新性と製品の卓越性を向上」「魅力的なエクスペリエンスを提供しグローバルな成長を推進」「私たちの人材の力を最大化」という4つの柱に焦点を当てたAmplify成長戦略を進展させました。
2026年度第2四半期の主な戦略的ハイライトは以下の通りです。
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新規顧客獲得: グローバルで370万人を超える新規顧客を獲得し、その約3分の1はZ世代の消費者でした。
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主力製品の成長: 「コーチ」のハンドバッグの増収により、主力のレザー製品の成長が加速しました。ハンドバッグの平均小売単価と販売数がそれぞれ10%台半ばの増加となり、売上高の伸びにほぼ同等に貢献しました。
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主要マーケットでの成長: 北米(17%増)、ヨーロッパ(22%増)、中国全体(34%増)を含むAPAC全体(18%増)でプロフォーマ財務情報の恒常通貨ベースで増収を達成しました。
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D2C売上高の拡大: デジタルの約20%増と世界中の実店舗の10%台半ばの成長に牽引され、D2C全体の売上高はプロフォーマベースで17%増となりました。
ブランド別および地域別のプロフォーマ収益情報の概要は以下の画像で確認できます。

株主還元プログラム
タペストリー・インクは、好調な業績と今後の成長見通しに基づき、2026年度中に約15億ドルを株主還元する予定です。これは、前回見通しの13億ドルから増加しています。
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配当金支払い: 2026年3月6日時点の株主に対し、3月23日に1株当たり0.40ドルの四半期現金配当を実施すると発表しました。
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自社株買戻しプログラム: 既存の自己株式取得枠に基づき、2026年度中に約12億ドルの普通株式の買い戻しを実施する予定で、これも前回見通しの10億ドルから引き上げられています。
2026年度業績見通し
タペストリー・インクは、非GAAPベースの2026年度業績見通しを以下の通り上方修正しました。
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収益: 報告書ベースで前年比約11%成長の77億5,000万ドル超を見込んでいます。プロフォーマ収益では名目ベースで約15%、恒常通貨ベースで14%の成長が予想されています。
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営業利益率: 前年比約180ベーシスポイントの拡大を見込んでいます。
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希薄化後1株当たり利益: 25%超の前年比成長率を反映し、6.40ドルから6.45ドルの範囲と予想されており、前回ガイダンスの5.45ドルから5.60ドルの範囲から上昇しています。
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調整後フリーキャッシュフロー: 前回ガイダンスの13億ドルを上回る15億ドル前後を見込んでいます。
この見通しは、2026年2月1日時点で施行されている米国の通商政策及び税制、OECDのPillar2ガイダンスの影響を反映しており、インフレ圧力や消費者心理の大幅な悪化がないことを前提としています。
補足情報
2026年度第2四半期中、タペストリー・インクは営業利益を300万ドル、純利益を300万ドル、希薄化後1株当たり利益を0.01ドルそれぞれ減少させた特定の項目を計上しました。なお、スチュアート・ワイツマンブランドの売却は2025年8月4日に完了しており、2026年度の所有期間における当該ブランドの業績は、GAAPベースでは2026年度第1四半期及び年初来の業績に含まれていますが、非GAAPベースでは年初来の業績から除外されています。
関連情報
タペストリー・インクは、本日2026年2月5日午前8時00分(米国東部標準時)に、今回発表の業績についてのカンファレンスコールを実施しました。
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カンファレンスコールのウェブキャストおよび業績説明資料は、www.tapestry.com/investorsでアクセス可能です。
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各ブランドの解説を含む2026年度第2四半期の業績説明資料(英語のみ)は、こちらからダウンロードできます。
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今後の発表に関するお知らせを受信されたい方は、www.tapestry.com/investorsにて「Subscribe to E-Mail Alerts」にご登録ください。
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タペストリー・インクの詳細については、http://www.tapestry.comをご覧ください。
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日本におけるタペストリー・インクについては、https://japan.tapestry.com/をご覧ください。
タペストリー・インクの2026年度第3四半期の業績発表は、2026年5月7日(木)に予定されています。



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