Welcome to 街紡新聞   まちつむぎしんぶん Welcome to 街紡新聞

旭日旗問題の源流を探るノンフィクション『忘れられた旭日旗』4月24日発売

ニュース

旭日旗問題の源流を追うノンフィクション『忘れられた旭日旗』4月24日発売

『サッカーと愛国』でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞した清義明氏によるノンフィクション『忘れられた旭日旗』が、2026年4月24日に扶桑社より発売されます。本書は、なぜ国際試合で旭日旗が禁じられているのか、その背景にある記憶と対立の源流を追う作品です。

書籍『忘れられた旭日旗』表紙

なぜFIFAはスタジアムでの旭日旗掲揚を禁止しているのか

2026年W杯の開催を控え、サッカースタジアムでの「旭日旗問題」は依然として政治問題として語られる可能性があります。FIFA(国際サッカー連盟)は、対戦国によってはスタジアムでの旭日旗の掲揚を禁止しており、今大会でも同様の措置に出ることが予想されています。

この禁止措置の背景には、日本人と中国、韓国、そして東南アジア諸国の間に存在する「対日感情」のギャップがあると指摘されています。本書では、アジアサッカー連盟や関係者への取材を通じて明らかになった事実をまとめるとともに、旭日旗がなぜアジアでタブー視されているのかを、アジア各地の戦争の記録や歴史的な「大東亜共栄圏」の問題と重ねて検証しながら解説します。

スタジアム安全統制に関する掲示物

アジアの戦跡を巡る旅

旭日旗問題の源流を探るため、著者はインドのインパールからミャンマー、タイ、マレーシア、シンガポールへと足を運びます。さらに、民主運動に揺れる香港、中国、韓国へと旅を続け、アジア各地の戦争の爪痕と向き合います。この探求は、「大東亜共栄圏」が掲げた理念が歴史の中でどのように変容し、新たな解釈を生み出してきたのかを探る試みでもあります。

日本占領下のシンガポールに関する歴史展示

揺れ動くアジアのナショナリズムとリベラリズム

本書は、2016年に『サッカーと愛国』でミズノスポーツライター賞優秀賞・サッカー本大賞優秀賞を受賞した清義明氏が、旭日旗を通して揺れ動くアジアのナショナリズムとリベラリズムの葛藤を確かめていくノンフィクション作品です。

目次

本書の目次の一部は以下の通りです。

書籍『忘れられた旭日旗』目次1

書籍『忘れられた旭日旗』目次2

著者プロフィール

清義明(せい よしあき)氏は1967年生まれのフリーライター/ルポライターです。排外主義問題や陰謀論などを中心に各メディアに寄稿しています。主な著書に、『サッカーと愛国』、『2ちゃん化する世界:匿名掲示板文化と社会運動』(共著)、『コンスピリチュアリティ入門 : スピリチュアルな人は陰謀論を信じやすいか』(共著)、『陰謀論と排外主義』(共著)などがあります。

書誌情報

  • タイトル:『忘れられた旭日旗』

  • 定価:1,100円(税込み)

  • 発行:扶桑社

  • 発売日:2026年4月24日(金)

  • ISBN:978-4594102784

購入はこちら

コメント

まちつむぎしんぶん