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NISA利用者の約4人に1人が「生活防衛資金3ヶ月未満」「家計のゆとり減少」28.2%、10人に1人は「無理をしてNISA継続中」4割以上が「投資額の適正診断」を希望

ニュース

NISA利用者の家計圧迫の実態が明らかに

家計診断・相談サービス『オカネコ』を運営する株式会社400Fは、昨今の世界的な株価変動や物価高騰が家計に与える影響を鑑み、新NISA利用者の実態を把握するための「オカネコNISAによる家計圧迫の実態調査」を、全国の『オカネコ』NISA利用者241人を対象に緊急実施しました。2026年4月現在、物価高騰や社会保険料負担増が家計に逆風となる中で、投資家の「保有継続の自信」が揺さぶられている実態が浮き彫りになりました。

NISAによる家計圧迫の実態調査

家計のゆとりは減少、主な要因は物価高騰

2026年4月時点の家計状況について、昨年度と比較して「ゆとりがなくなった(やや+かなり)」と回答した人は28.2%に上ります。

家計のゆとり変化

その要因として、「生活用品や光熱費などの物価高騰」が83.8%と圧倒的に高く、外部環境による強制的なコスト増が家計を圧迫する主要因であることが示されています。一時的な出費や所得減以上に、継続的な物価高が家計の体力を削っている実態が明らかになりました。

ゆとり減少要因

新NISAは継続するも、無理をしている層も存在

厳しい家計環境にもかかわらず、新NISAなどの積立投資については「計画通り継続中」とする層が78.8%を占めています。一方で、全体の10.4%が「多少無理をして継続中(生活費を削っている)」と回答しており、長期資産形成への強い意欲の裏側で、日々の生活余力を削って投資を優先する「家計の歪み」が発生している兆候がうかがえます。

NISA積立継続状況

生活防衛資金が不足する中で投資を継続

家計の回復力や生活防衛資金を示す「すぐに使える現金(銀行残高)」の状況を見ると、月間生活費の3ヶ月分未満しか現預金を持たない層は合計で24.9%に達しています。約4人に1人が突発的な支出やさらなる物価高といったリスクに対する現金の備えが極めて薄い状態で投資を継続していることが確認されました。

生活防衛資金

現在の主な投資先(ポートフォリオ)については、「地域分散型」が37.3%、「集中投資型」が35.3%、「資産分散型」が31.1%という結果でした。地政学リスクの高まりがある中でも、既存の投資方針を維持する投資家が多い状況が見られます。しかし、十分な生活防衛資金を確保できていないまま特定の指標へ投資が集中している実態は、さらなる相場急変時に投資家の心理的レジリエンス(回復力)を低下させ、狼狽売りを招きかねないリスクを孕んでいると推察されます。

投資先ポートフォリオ

株価変動への心理的影響と保有継続への不安

世界的な株価変動を受け、証券口座のログイン(評価額の確認)頻度の変化について、「損失を見るのがストレスなので、意識的にログインを減らした」と回答した人が7.1%存在します。また、今後仮に保有資産がさらに「20%以上」の急落局面を迎えた場合の「保有継続の自信(握力)」について、「自信がない」「どちらかというと自信なし」を合わせた合計8.3%が、早期売却や投資中断を検討する可能性があると回答しています。

証券口座ログイン頻度

株価急落時の保有継続自信

家計に余力がなく、かつメンタル面でも防衛本能が働いている層にとって、直近の本格的な調整局面は極めて高いストレスとなっていることがうかがえます。

専門家による「適正投資額の診断」を希望する声

本調査では、新NISA利用者の42.3%が「お金のプロに、自分に合った正しい投資額を診断してほしい」と回答しました。新NISA開始から3年目を迎え、物価高や地政学リスクといった様々な変数が重なる中で、画一的な「入金最大化」のフェーズから、個々の家計状況に即した「持続可能な投資プラン」への見直しを求めるニーズが顕在化しています。

適正投資額診断希望

今回の調査では、物価高騰という厳しい外部環境下でも、多くの投資家が資産形成を継続しようとする強い意欲が確認されました。しかしその一方で、約4人に1人が生活防衛資金を3ヶ月分未満であっても投資を優先しており、家計の余裕が限られた状態で投資を優先する、バランスの見直しが必要な実態が明らかになりました。株式会社400Fは、家計診断・相談サービス『オカネコ』を通じて、ユーザーが自身の家計状況に基づいた「適切なキャッシュポジション」と「持続可能な投資戦略」を選択できるよう、お金のプロによる専門的なアドバイスとサポートを引き続き提供していく方針です。

調査概要

  • 調査名: オカネコNISAによる家計圧迫の実態調査

  • 調査方法: WEBアンケート

  • 調査期間: 2026年4月10日(金)~2026年4月12日(日)

  • 回答者: 全国の『オカネコ』ユーザーのうちNISA利用者241人

『オカネコ』について

オカネコについて

『オカネコ』は、スマホから約20問の質問に答えるだけで、ユーザーの家計状況を診断し、簡易ライフプランやお金のプロからの個別アドバイスコメントが届くサービスです。匿名・無料でチャットや面談での個別相談も可能です。

株式会社400Fについて

株式会社400Fは、「お金の問題を出会いで解決する」ことを理念に2017年11月に設立されました。家計診断・相談サービス『オカネコ』の運営のほか、金融オンライン・アドバイザー事業、金融機関向け顧客接点最適化サービス『オカネコPartners』、オウンドメディア『オカネコマガジン』、保険比較サイト『オカネコ保険比較』の運営を手掛けています。

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