利確判断の約6割が「感覚」に依存
調査結果によると、利確(売却)を判断する主なタイミングとして最も多かったのは「特に決めておらず感覚で判断」で24.8%でした。これに「ニュースや相場の流れを見て判断」(19.2%)、「価格が下がり始めたと感じたとき」(16.0%)が続き、上位3項目はいずれも定量的な基準を設定しない判断方法です。これらの合計は60.0%に達し、暗号資産投資家の約6割が明確な数値基準なしに利確を判断している実態が明らかになりました。
投資スタイル別に見ると、短期売買が中心の投資家は「ニュースや相場の流れを見て判断」の割合が高く、市場の動きに機動的に対応する傾向が見られます。一方、長期保有が中心の投資家は「目標金額に到達したとき」が14.0%と、目標設定を重視する傾向がうかがえます。
また、「利確したことがない」と回答した投資家も14.9%存在し、購入後に一度も売却せず保有し続ける「ガチホ」層が存在することも判明しました。
利確ルールの設定状況と後悔経験
利確ルールを事前に決めているかという問いに対しては、「なんとなく決めている」が50.9%、「決めていない」が26.3%となり、これらを合わせると77.2%に達します。明確なルールを設定している投資家は18.6%にとどまり、約8割の投資家が具体的な利確ルールを持たないまま投資を行っている状況です。
投資経験が5年以上の層では「明確に決めている」が28.9%と比較的高い割合を示しており、経験が長いほどルールの重要性を認識していることが示唆されます。
利確判断に後悔した経験については、「たまにある」が54.6%、「よくある」が21.9%で、合計すると76.5%の投資家が後悔を経験しています。注目すべきは、利確ルールを「明確に決めている」層でも87.5%と最も高い後悔率を示した点です。これは、ルール通りに売却した後の価格上昇や、ルールに反して売り遅れたことなど、ルールと実際の結果を比較することで後悔を認識しやすい構造にあると考えられます。
年代別では20代が82.6%、70歳以上が90.9%と高い後悔率を示しており、全年代で利確判断の難しさに直面している実態が明らかになっています。
専門情報への高いニーズ
調査では、専門情報への利用意向が82.5%と非常に高いことが示されました。特に後悔経験が多い層ほど、専門情報を求めるニーズが高い傾向が見られます。
この調査の完全版レポートは、以下のリンクから確認できます。
調査結果の完全版を確認
暗号資産投資に関する免責事項
本レポートは情報提供を目的としており、いかなる投資勧誘や助言を構成するものではありません。暗号資産投資には高いリスクが存在し、投資判断は自己責任で行ってください。本レポートの内容の正確性、完全性、有用性について、いかなる保証も提供いたしません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の判断で行い、必要に応じて専門家の助言を求めてください。
また、株式会社Claboではウォレットの復旧を始めとする、セキュリティ対策、保全手順、暗号資産に対する相談を承っております。
暗号資産に関わるお悩みがお有りの方はぜひ当社の初回無料相談窓口をご活用ください。
詐欺をはじめとするトラブルについてもご相談いただけますが、以下の公的・行政相談窓口のご活用もご検討ください。
専門家・公的機関への相談窓口
-
警察相談専用電話:#9110
-
消費者ホットライン:188
-
詐欺的な投資に関する相談ダイヤル:0570-050588
引用・転載に関する規定
本調査データの引用・転載は、出典として以下を明記(リンク含む)していただければ自由に行えます。
出典リンクのない引用、およびデータの改ざんを確認した場合は、著作権保護に基づき、掲載の取り下げまたは修正依頼(DMCA申し立て等)を行う場合がございます。



コメント