タペストリー・インク、2026年度第3四半期業績を発表し通期見通しを上方修正
2026年5月7日、アイコニックなアクセサリー&ライフスタイルブランドを展開するグローバル企業であるタペストリー・インクは、2026年度第3四半期(2026年3月28日終了)の業績を発表しました。同社は収益、営業利益、希薄化後1株当たり利益(EPS)で予想を上回る2桁成長を達成し、通期業績見通しを上方修正しました。
業績ハイライト
第3四半期の収益は前年同期比21%増(恒常通貨ベースで19%増)の19億ドルに達しました。特に「コーチ」ブランドが31%増(恒常通貨ベースで29%増)と成長を牽引し、プロフォーマ収益は25%成長(恒常通貨ベースで23%成長)を達成しました。
売上総利益率の上昇と販管費のレバレッジが寄与し、営業利益率はGAAPベースで630ベーシスポイント、非GAAPベースで490ベーシスポイントそれぞれ拡大しました。希薄化後EPSは、GAAPベースで前年同期比74%増の1.65ドル、非GAAPベースでは前年同期比62%増の1.66ドルを記録しています。
タペストリー・インク最高経営責任者のジョアン・クレヴォイセラ氏は、「第3四半期の好業績は、当社のAmplify戦略による複合的なメリットが寄与したものです。規律ある戦略遂行と徹底した顧客中心主義により、有意義な成長を促進し、利益率を拡大しています」とコメントしています。

戦略的進展と成果
タペストリー・インクは、「消費者とのエモーショナルなつながりの構築」「ファッションの革新性と製品の卓越性の向上」「魅力的なエクスペリエンスの提供とグローバルな成長の推進」「人材の力の最大化」という4つの柱に焦点を当てたAmplify成長戦略を進展させています。この戦略は、同社の現在の業績を加速させるとともに、将来に向けた競争優位性を拡大するものとされています。
2026年度第3四半期の主な成果は以下の通りです。
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グローバルで240万人を超える新規顧客を獲得し、その35%超をZ世代の消費者が占めました。
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主力のレザー製品の成長が加速し、「コーチ」のハンドバッグ販売数は20%以上、平均小売単価は10%台前半の増加となりました。
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北米(20%増)、ヨーロッパ(21%増)、中国全体(55%増)を含むAPAC全体(30%増)など、主要マーケットで予想を上回る2桁台の成長を記録しました。
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D2C全体では、デジタルの約25%増と世界中の実店舗の20%以上の成長に牽引され、プロフォーマ財務情報の恒常通貨ベースで23%増収となりました。

株主還元プログラムの拡充
好調な業績、堅調なバランスシート、潤沢なフリーキャッシュフロー創出、今後の成長見通しを踏まえ、タペストリー・インクは2026年度中に予想される調整後フリーキャッシュフローの約100%に相当する16億ドルを株主還元する予定です。これは前回見通しの15億ドルから上方修正されたものです。
具体的には、2026年6月22日に1株当たり0.40ドルの四半期現金配当を実施し、2026年度の年間配当金は1.60ドルとなる見込みです。また、既存の自己株式取得枠に基づいて、2026年度中に約13億ドルの普通株式の買い戻しを実施する予定であり、これも前回見通しの12億ドルから引き上げられています。
2026年度通期業績見通しを上方修正
タペストリー・インクは、第3四半期の好調な業績と第4四半期見通しの上方修正を受け、非GAAPベースの2026年度通期業績見通しを以下の通り引き上げました。
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収益: 79億5,000万ドル前後(前年比名目約14%増、恒常通貨ベース13%増)。
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営業利益率: 約23%(前年比約300ベーシスポイント拡大)。
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希薄化後1株当たり利益: 6.95ドル前後(前年比35%超の成長)。
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調整後フリーキャッシュフロー: 16億ドル弱。
この見通しは、特定の外的要因により大きく異なる可能性もあることに留意が必要です。
補足情報
タペストリー・インクの2026年度第3四半期の業績説明資料(英語のみ)は、以下のリンクからダウンロードできます。
https://tapestry.gcs-web.com/static-files/b023e008-98a7-4c0a-9dc5-ce6e65f3fcf7
カンファレンスコールおよびウェブキャストの詳細は、以下の投資家情報ウェブサイトで確認できます。
http://www.tapestry.com/investors
タペストリー・インクに関する詳細情報は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.tapestry.com
日本の情報はこちらです。
https://japan.tapestry.com/



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