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アルパカ、WealthKernel買収で欧州市場へ本格参入 – 欧州株式取引サービスも開始

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アルパカがWealthKernelを買収し欧州市場へ本格参入

証券基盤APIの提供で世界をリードするAlpacaDB Inc.およびそのグループ企業(以下「アルパカ」)は、欧州のフィンテック企業で証券会社であるWealthKernelの買収を完了しました。この買収により、アルパカは英国およびEUにおける証券・カストディサービスの提供が可能となり、欧州市場への本格参入を果たします。

また、従来の米国株式に加え、APIによる欧州株式の取引サービスの提供も開始されました。これにより、パートナー企業や個人投資家は、アルパカの単一のインフラを利用することで、より多くの国の資産にアクセスできるようになります。

Alpaca

Alpaca Europeとしての事業展開

買収完了後、WealthKernelは「Alpaca Europe」として、英国およびEUの証券・カストディライセンスを活用し、投資サービスを提供していきます。Alpaca Europeは、英国における非課税投資口座(ISA)や個人年金口座(SIPPs)に対応するインフラを有しており、資産運用サービスの拡充が見込まれます。既存の米国資産の証券基盤・サービスと組み合わせることで、欧州で投資サービスを展開するフィンテック企業や金融機関に対し、より包括的なアクセスを提供することが可能になります。

アルパカの共同創業者兼CEOである横川毅氏は、「WealthKernelの買収完了は、アルパカの欧州展開における重要なマイルストーンです。米国におけるセルフクリアリングを含む証券基盤と、英国およびEUにおける認可事業を組み合わせることで、地域をまたいだ投資サービスの構築・拡大を、よりシームレスにサポートできるようになります」と述べています。

WealthKernelのCEOであったKaran Shanmugarajah氏は、Alpaca EuropeのCEOに就任し、欧州地域の事業を統括します。同氏は、「今回の取り組みは、アルパカだけでなく欧州の投資エコシステム全体にとっても大きな一歩です。地域に根ざした規制対応の知見と、グローバルなAPIインフラを組み合わせることで、パートナー企業はより迅速かつ効率的に投資サービスの構築・展開ができるようになります」とコメントしています。

欧州株式取引サービスの開始

アルパカは、欧州市場における株式取引インフラと、執行、カストディ、決済サービスの提供を開始しました。ドイツ証券取引所の電子取引システムであるクセトラ(Xetra)上場銘柄の取り扱いを開始しており、今後ユーロネクスト(Euronext)やロンドン証券取引所(LSE)への対応も予定されています。これにより、パートナー企業はアルパカのAPIを使用することで、複数市場にまたがる投資サービスを提供できるようになります。

アルパカの欧州展開は、BNPパリバのベンチャー部門Opera Tech Venturesをはじめとする欧州の主要金融機関から、2026年1月のシリーズD資金調達などで支援を受けています。

アルパカについて

アルパカは、米国、日本、欧州などで証券会社登録を有し、株式、ETF、債券、オプション、暗号資産の取引のための証券基盤を開発提供するフィンテック企業です。世界40カ国・300社以上の金融機関にサービスを提供し、1000万以上の証券口座を支えています。これまでに、世界の業界トップクラスの投資家から、3.2億ドル(約490億円)の資金を調達しています。

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