2026年、暗号資産投資のトレンドを読み解く
株式会社Claboは、暗号資産投資の未来を探る「2026年に注目する銘柄と投資戦略」に関する実態調査を実施しました。この調査は、992人の国内在住投資家を対象に行われ、市場の不確実性が高まる中で、投資家がどのような銘柄に注目し、どのような戦略を立てているのかを明らかにしています。
調査結果からは、ビットコインが依然として王者の存在感を示す一方で、ソラナやミームコインといった新興勢力にも熱い視線が注がれていることが判明しました。投資家の銘柄選定においては「将来性」を重視する堅実なアプローチと、SNSの影響を強く受ける層が存在し、その二極化が鮮明になっています。
2026年次に買いたい暗号資産ランキングTOP9
2026年の購入検討銘柄として、ビットコイン(BTC)が15.63%の支持を集め、堂々の1位に輝きました。2位のイーサリアム(ETH)に約2倍の差をつけており、市場の不確実性が高まる中でも、「デジタルゴールド」としてのビットコインに対する信頼が揺るぎないことを示しています。

一方で、「まだ決めていない」が7.86%で3位にランクインしている点は注目に値します。これは、投資意欲はありながらも、次にどのプロジェクトがトレンドとなるかを見極めようとする慎重な投資家層が一定数存在することを示唆しています。
アルトコインでは、イーサリアム(8.27%)とリップル(XRP)(7.46%)が底堅い人気を維持しています。これら主要3銘柄の合計は約31%に達し、多くの投資家が実績のある銘柄への集中投資を好む傾向が見られます。
新興勢力の台頭:ソラナやミームコインが市場に影響
今回の調査では、ソラナ(SOL)(5.14%)やアバランチ(AVAX)(4.23%)といった高速L1チェーン銘柄が着実に支持を広げていることが明らかになりました。これらの銘柄は、技術的な優位性やエコシステムの拡大が評価され、単なる投機対象から実用性を伴った投資先へと認識が変化しています。

また、ドージコイン(DOGE)(5.44%)とミームコイン全般(3.73%)を合わせた「ミーム系」への投資意向が約9%に達している点も見逃せません。ソラナなどを加えた新興勢力の合計は約18%となり、主要銘柄に迫る勢いを見せています。これは、爆発的な利益を期待する層が一定規模で定着しており、2026年もコミュニティ主導の価格形成が市場の重要な一角を占める可能性を示唆しています。
技術力に基づいた銘柄と、SNSの話題性に依存するミーム系が共存しているのが現在の投資家のリアルな姿と言えるでしょう。ビットコインのような安定資産でリスクを抑えつつ、一部の資金を高いリターンが期待できる新興銘柄へ振り分ける戦略がうかがえます。
世帯年収と注目銘柄の相関性
世帯年収別のクロス集計では、年収が高くなるにつれてビットコインへの投資意向が強まる傾向が確認されました。年収1000万円以上の層では22.50%がBTCを支持しており、全属性の中で突出した数値となっています。これは、富裕層が暗号資産を投機的なギャンブルではなく、インフレヘッジや資産防衛の手段として捉えている可能性が高いことを示唆しています。

対照的に、年収600万円未満の層ではBTCの割合が13.66%に低下し、価格の安さや未知の可能性を期待する傾向が見られます。年収層によってリスク許容度や投資目的が異なるため、選好される銘柄の属性にも明確な差が生じています。
銘柄を選ぶ理由:将来性とSNSの影響
銘柄を選ぶ理由として最も多かったのは「長期的な将来性」で、全体の32.9%を占めました。投資家の約3人に1人が、短期的な値動きではなく、プロジェクトの根本的な価値や将来の普及可能性を重視して銘柄を選定していることが分かります。

一方で、「SNSやインフルエンサーで話題」という理由も25.1%に達しており、依然として強い影響力を持っています。4人に1人がSNS上のトレンドを起点に投資判断を行っており、情報の拡散が銘柄選びの大きな原動力となっている実態が浮き彫りになりました。また、「価格の安さや割安感」を重視する層も21.4%存在し、投資判断の基準が多様化していることが示されています。
投資スタイルと銘柄選定理由の関連性
投資スタイル別の分析では、短期売買が中心の投資家の38.7%が「SNSやインフルエンサーの話題」を銘柄選定の理由に挙げています。トレンドの初動を掴む必要がある短期トレーダーにとって、SNSが欠かせない情報源となっている実態が数値から確認できます。

対照的に、長期保有を前提とする投資家層では45.3%が「将来性」を重視しており、スタイルと判断軸が一致しています。長期投資家にとって一時的な流行よりも、数年単位での価値向上が最大の関心事であることが裏付けられました。
SNSを理由にした投資家の約7割が損失を経験
SNSの話題を理由に銘柄を選んだ投資家層に注目すると、その約66.4%が投資において損失を経験していることが分かりました。これは、話題性に釣られて高値掴みをするリスクや、情報の賞味期限が切れた段階で参入してしまう危険性が数値として表れたものです。

「将来性」を重視して投資した層の失敗率が低い傾向にあることと比較しても、SNS依存の危うさは際立っています。25.1%の投資家がSNSを基準にしている現状において、この高い失敗率は看過できない事実と言えるでしょう。2026年の暗号資産投資において、SNSは強力な情報源となりえますが、同時に諸刃の剣でもあることをデータが示唆しています。情報の裏付けを取ることや、プロジェクトの一次情報を確認する重要性が改めて浮き彫りになりました。
2026年の投資方針とまとめ
調査では、2026年の投資方針について58.5%の投資家が「増やしたい」と回答しており、暗号資産市場への高い期待感がうかがえます。ビットコインの安定性と新興銘柄の成長性が交錯する2026年の市場では、自身の投資スタイルに合わせた情報収集と銘柄選定が成功の鍵となるでしょう。
より詳細なアンケート結果は、以下の公式レポートをご確認ください。
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