コリアーズ、「グローバル キャピタルフロー | 2026年5月」日本語版を発刊
コリアーズ・インターナショナル・ジャパンは、世界の事業用不動産投資および資金調達動向を分析した最新レポート「グローバル キャピタルフロー | 2026年5月」の日本語版を発刊しました。このレポートは、2026年5月21日に発行された英語版を翻訳したものです。
本レポートによると、2026年第1四半期の世界不動産投資額は前年同期比15%増と堅調に推移し、市場の底打ちからの着実な回復を示しています。地域別・セクター別の投資フロー、クロスボーダー資本の動向、資金調達環境の変化、ならびに今後のマクロ経済・金融環境の見通しについて、コリアーズ独自の分析と各種データを用いて整理されています。
2026年第1四半期の世界不動産投資は堅調に推移
地政学的リスクとマクロ経済の不確実性が高まる中でも、2026年第1四半期の世界の不動産投資額は前年同期比15%増となりました。米州が前年同期比19%増と最も力強い伸びを示し、APACも15%増、EMEAも14%増と、3地域すべてで投資の増加が見られました。

クロスボーダー投資先としてEMEAが首位を維持、APACの存在感も高まる
クロスボーダー資本の投資先としては、EMEAが引き続き最も選好される地域となっています。一方で、APACはランキングでの存在感を高めており、日本とオーストラリアが投資先としての地位を固め、シンガポールもトップ10にランクインしています。資本の供給元としては、米国が首位を維持する中、日本の資本流出額のシェアは拡大を続けており、過去5年平均の2倍を超える水準に達しています。

セクター別では集合住宅・インダストリアルが牽引
直近24ヶ月ベースでは、集合住宅が最大のセクターとなり、インダストリアル、オフィスがこれに続きます。ただし、投資家の選好は地域によって分化しており、APACではオフィス、EMEAではオフィスと集合住宅、北米では集合住宅とインダストリアルが投資活動を主導しています。

資金調達はインダストリアルが主導し、地域分断が進展
2026年第1四半期の資金調達においては、インダストリアルセクターが最も高いシェアを占め、投資家の選好が明確となりました。また、地域別では米州への資金配分が大きく拡大する一方、マルチリージョナル戦略の比率は低下しており、投資家が地域特性に応じた戦略を重視する傾向が強まっています。
今後の見通し:不確実性の中、地域間で異なる成長見通し
短中期的には、地政学的リスクによる経済への影響が懸念され、地域別の成長見通しは異なる様相を呈しています。インフレリスクが再燃する可能性も指摘されていますが、金利への影響は限定的と予想されます。金利見通しの変化にもかかわらず、資本コストに対するイールドスプレッドは引き続き良好な水準を維持しています。

レポート詳細
「グローバル・キャピタル・フロー | 2026年5 月」日本語版の全文は、以下よりご覧いただけます。
コリアーズについて
コリアーズは、ナスダックおよびトロント証券取引所に上場する、事業用不動産サービス、エンジニアリングコンサルティング、投資運用を専門とする、世界有数の大手総合プロフェッショナルサービス会社です。世界70か国で事業を展開し、24,000人のプロフェッショナルが、クライアントに卓越したサービスと専門的なアドバイスを提供しています。年間収益は55億ドル、運用資産は1,080億ドルに達しています。
コリアーズ・ジャパンは東京・大阪の拠点に100人以上の専門家を擁し、国内外の投資家・オーナー・テナント向けに、オフィスリーシング、インダストリアルリーシング、リーシングマネジメント、キャピタルマーケット、インベストメントサービス、プロジェクトマネジメント、デザインビルド、ワークプレイスコンサルティング、コンサルティングアドバイザリー、不動産鑑定およびホテルズ&ホスピタリティのアドバイザリー業務を提供しています。
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