調査の背景と目的
花王BRCCは、国内外の最新メイク・ファッション・カラートレンドのリサーチやストリート動向の継続的な観察を通じて、次のビューティトレンドを予測し、美容に関する知見を発信しています。本調査は、ファッション感度や化粧意識の高い生活者を対象に、メイクに関する嗜好や意識を長期的に把握し、次に到来する美容トレンドの兆しを捉えることを目的としています。生活者が実際に取り入れているメイクの実態や意識を定量的に把握できる点が特長です。
メイクの主役は「肌」から「目もと」へシフト
若年層における「メイク重視点」の20年間の推移を見ると、調査開始当初の2005年にはファンデーションが約40%を占め、ベースメイクが最も重視されていました。
しかし、2006年以降は、アイシャドウ、マスカラ、アイライン、眉といった目もと関連カテゴリーが常に5割以上を占める傾向が続いており、メイクの中心がアイメイクへと移行していることが示されています。

アイメイクは「描く2D」から「魅せる3D」へ進化
過去のアイメイクトレンドを振り返ると、2005年~2011年の「くっきりアイライン」や「盛りマスカラ」など、線や色で肌に描く平面的な「2D」表現が中心でした。
しかし、近年では、骨格や毛流れの質感を生かした全方位で美しい「3D」表現へと進化しています。花王BRCCは「3Dアイメイク」を、正面だけでなく、横や上下などあらゆる角度から見ても美しく立体的に仕上がるメイクと定義しています。特に「まつ毛」や「眉毛」といった「毛」の存在感が鍵となり、毛流れや一本一本の質感を活かすことで、奥行きや陰影、造形の美しさが生まれます。

「まつ毛」「眉」重視度は約7~8年周期で変化――直近は「まつ毛回帰」の兆し
3Dアイメイクを支える主要カテゴリーであるマスカラ(まつ毛メイク)と眉の重視度を過去20年間で分析すると、両者の重視度は約7~8年周期で入れ替わる傾向が見られます。マスカラ重視期には眉の重視度が下がり、眉ブームの時期にはマスカラ重視度が低下するなど、目もとの「毛」のパーツバランスが重要であることがうかがえます。
最新の傾向では、トレンドの軸は「まつ毛→眉→まつ毛」と変化しており、今後は再びまつ毛への注目が高まる兆しが見て取れます。


メイクアップアーティストによる「3Dアイメイク」のポイント解説
花王BRCCのカラー・メイク嗜好調査の結果とメイクアップアーティストの知見、近年のメイク潮流を分析すると、今後のアイメイクは「描き足して盛る」発想から、「骨格・毛流れ・陰影を整えて立体感をつくる」方向へシフトしていくと考えられます。特に「立体まつ毛」が、正面だけでなく、横顔や伏し目といったあらゆる角度から見ても印象が崩れにくい「全方位映え」の仕上がりを支える重要な要素となると予測されます。色数を増やすことではなく、「毛」が作る奥行き(陰影)を活かすことで、目もとの表現の幅がさらに広がっていくでしょう。

3Dアイメイクを楽しむためのおすすめアイテム
-
SENSAI ラッシュレングスナー38℃
スムースストレッチング処方の液で、ドラマティックな長さと美しい扇型のフォルムが持続するマスカラです。
https://onlineshop.sensai-cosmetics.com/view/item/000000000224

-
KATE ナミダノタテマスカラ(ロング)
糸を引くように伸びる特性を持ち、まつ毛の先端まできれいに付着する美ロング効果が特長です。
https://www.nomorerules.net/goukyu_no_ruishin/lineup/namidanotate_mascara_long/

-
KANEBO アイブロウシェイドライナー
描くのではなく、“醸し出す”新発想の透ける影色で、印象に洗練さをもたらす“透け影”眉ライナーです。
https://global.kanebo.com/ja/categories/colormake/eyebrow/p/4973167018064

-
LUNASOL フェザリーアイブロウジェル
羽のようにしなやかな毛流れで、眉を立体的に魅せるアイブロウジェルです。根元から毛流れを立ち上げてキープします。
https://www.lunasol-official.com/categories/pointmake/eyebrow/p/4973167009802

花王ビューティリサーチ&クリエーションセンターについて
花王ビューティリサーチ&クリエーションセンターは、花王化粧品事業部門の中で、科学的エビデンスや生活者リサーチ、美容トレンドに基づき、Kao Beauty Brandsの全ブランドの基礎となる美容情報や技術を開発しています。Kao Beauty Brandsのサイトにおいて、美容に関する情報も監修しています。

美容に関するさまざまな情報は、ビューティコミュニティサイト「Kao Beauty Brandsプレイパーク」にて公開されています。
https://member.kao-kirei.com/jp/kbbplaypark/



コメント